yukinome_kururuの日記

作詞が康、好物はお寿司。雲丹より生まれし、我が欲望。

世界に一つだけの

SMAPさんが歌っていました。

ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワンと。

 

私という存在を知っている人なんて殆どいないし、何かに名を残している訳でもありません。

だけど、生きている。それだけでいいですよね😌

もしかしたら、私も誰かのオンリーワンかもしれませんし、これを読んでいるあなたは、私にとってのオンリーワンです。

 

ファミマのチキン片手に、幸せな日々が続くようにと祈っています。

 

メリークリスマス🎅

ただ泣いて笑って過ごす君に

人生、喜怒哀楽、感情というものに溺れて、踊り、生きる喜びを知る。

辛いこともあるだろさ、楽しいこともあるだろさ。

その全てを生きる糧に、あなたが生きてくれたらそれだけで良い。

 

グリーンだよ!って言うと、ビールのCMの方が頭に浮かびますね!

お酒は20歳になってからだっけ?

精神年齢さんちゃいなわたしは永遠に飲めない魔法の代物。

 

でも、そんなのよりアガるアイテム持ってるぜ。

熱いハートがありゃ、人間どんな時でもテンションぶち上げられんだぜ。

 

てめーのバイブス聞かせろよ!

しみったれた部屋にミラーボール投げ込んでやんよ!

ついでに俺のバイブル読ましてやんよ。

ガッシュの一話目読んだことあるかよ?

人生で一番好きな一話目だよ。

 

そんなこんなで月日巡り、草木は生い茂り、月は踊る。

ラプンツェルの髪は天まで届き、シンデレラはガラスのヘヴィアーマーに身を包んだ。

誰もが人生の主人公で、あなたも人生の主人公なのだ。

ゴールドロジャーの宝は空っぽの宝箱に友情が詰まっているのだ。

 

ただありがとうじゃ伝えられない〜

 

苺一円、そんなに安い物はない

おはよーこんにちはご機嫌よう

 

みなさんは一期一会という言葉は好きですか?

私は好きです。

電脳空間の出会いはまさに一期一会、手を離せば二度と出会えず、なんてことも多々あります。

SNSで仲の良かった人がアカウントを消して悲しい思いをした経験はありませんか?

そんなこんなで、私は人と人との巡り合わせ、出会えたことの奇跡を大事にしたいと考えています。

もちろん、電脳空間だけでなく、現実世界も大切にですけどね!

皆様も人と人との縁を大切に生きてくれたら嬉しいです。

広大な宇宙の何処かで貴方と巡り会えることを願って!

それでは、しーゆー!!

 

何も考えない方法

私は比較的、何も考えずに生きているのだけど、考えないという行為はもしかしたら、そこそこ難しいことなのでは? と思いました。

 

そこで、考えない思考を身につける方法を考えてみました。

 

①アクションゲームをする

アクションゲームをある程度遊んだことがある人なら分かると思うのだけど、最初は考えながら操作するのだけど、ある程度遊んでいると、脊髄反射でプレイするようになると思うんですよ。

格ゲーなんて16フレームくらいの技を見てから反応しないといけないから、考える暇はないと言えばないんですよね。

多分、私はこれの効果が大きいから考えない生活を送っているのかなと思ってます🤔

 

②集中することをする

私の趣味の一つに将棋があるのですけど、将棋はひたすら集中して考えないと負けます。

よくやる将棋のアプリは持ち時間10分なのですけど、お互いの持ち時間が切れる20分間は一言も話さないし、他のことは何も考えられないです。

なので、脳みそのリソースを全部使うことをしたら、他のことを考えない技術が身につくと思いました。

 

③比較をしないこと

隣の人が高いステーキを食べていても、マックのハンバーガーは美味しいのです。

そこで、何で自分だけ安いもの食べてるんだって、腐ってしまうとハンバーガーも美味しくなくなっちゃいます。

そもそも、日本に生まれて、スマホ弄ってて、時間に余裕がある人は人類の中で上位1%に入る勝ち組だと思うんですよね。

幸福度ランキング一位の国が、他国の実情を知って、ランキングを大幅に下げたというニュースを見た記憶があります。

幸せの基準は自分の中に作りましょうということですね。

これは、考えない方法とはズレてますけど、生きる上で大事だなぁと思ったので書きました。

 

己を信じよ、然らば、道は開かれる😌

名探偵と餃子定食

「ニンニク抜きの料理を頼むのが、気配りだと思うかね? ワトソンくん」

「私は好きなものを食べる方がいいと思いますけどね。あと、名前、ワトソンじゃないです、和田です」

 

 和田は右手を少しだけあげて、すんませーんと声を上げる。

 私と和田は昼食を取りに近所のラーメン屋に来たところだった。

 店員さんが近づいて来て、伝票を取り出したのを確認した後、和田はゆっくりと丁寧にオーダーをする。

 

「餃子定食、背脂少なめで、佐藤先輩も同じでよろしかったですよね?」

「佐藤ではない、シャーロックと呼びたまえ、ワトソンくん」

「はいはい、じゃあ、店員さん以上でお願いします。あっ、餃子はニンニク抜きで」

 

 店員がオーダーをオウムのように繰り返し、足早に立ち去ったのを確認してから、小声で、和田に話しかける。

 

「ワトソンくん。君はニンニクが好きではなかったかね?」

「お昼からもありますし、それに先輩はニンニクの匂い苦手じゃないですか」

「先程、好きなものを食べるのが良いと言わなかったかね?」

「餃子より先輩の方が好きだってことですよ。これ、内緒ですよ?」

「内緒話を本人に言うのはどうかと思うがね」

「名探偵様には謎解きを楽しんで欲しいかなと。あっ、料理きましたよ、冷める前に食べちゃいましょう」

 

 和田は会話を拒むかのように一心不乱に料理をかき込む。

 その表情は普段よりも少し赤くなっているように見えた。 

変わるもの、変わらないもの、変わっていくもの

 夜の公園で遊具の中で寝そべっていると、聞き覚えのある足音が聞こえた。

 

「なんで、ここが分かったのよ」

「お前、なんかあったら、ここに来るだろ? ガキの頃から、そうだったじゃん」

 

 よーすけは呆れたような、懐かしむような口調で言った。

 

「子供の頃のことなんか忘れたわ」

「そっか? 俺は覚えているぞ? お前がお気に入りのリボン落とした時も、ここで泣いてて、俺が探しに......」

「わかった。わかったから、もう言うな。それで、何の用なの?」

「迎えに来た。おばちゃんが晩御飯冷める前に帰って来いってさ」

「もっと、マシな言い訳ないの? ご飯なんて、とっくに冷めてるでしょ......」

「俺も心配した。帰ってないとは思わなかったから」

 

 時計にちらりと目をやると、時刻は既に23時を回っていた。よーすけの方にも目を向ける。彼は学生服を着ていた。

 

「なんで、せーふくのままなの?」

「部活終わってから、家に帰ってないからな。お前の家の前通った時に、部屋に電気ついてなくて気になってさ、おばちゃんに聞いたら、まだ帰ってないって言われて、そのまま探しに来たからだよ」

「あんた、補導されるわよ?」

「そっくりそのまま、その言葉を返していいか?」

 

 私はよーすけのストーカーじみた行為について悪態をついたつもりだが、よーすけは格好のことと、受け止めたらしい。

 私も学校帰りに、そのままここに来たから制服のままである。一応、隠れては居たが、警察に見つかったらあまり宜しくはなかっただろう。

 

「帰りたくないって言ったら?」

「おばちゃんが警察を呼ぶことになる」

「はぁ......、私には落ち込む暇もないのね」

「交番で落ち込むよりは家で落ち込んだ方がマシだろ」

 

 よーすけがぶっきらぼうに手を伸ばした。私はその手を取り、重い腰を上げる。ぐいっと引っ張られた時、ずっと同じ姿勢で座っていたため、身体中の関節が悲鳴をあげた。

 

「あっ、痛゛、ちょっと待って」

「どうした?」

「足腰が痛くて歩けない......」

「おばーちゃんかよ......」

「余計な一言だっつーの」

「ほら、乗れよ?」

 

 よーすけは呆れたようにため息を吐くと、膝を曲げて背を向ける。

 

「やだよ、この年になって」

「わがまま言うなよ。警察沙汰になったら面倒だろ?」

「はぁ、ったく、しょーがないわね」

 

 いつまでも、鼻垂れ小僧だと思っていたよーすけの背中は思ったよりも大きくなっていて、なんだか置いて行かれた気がした。

 

「懐かしいな、あの時もこーやっておぶって帰ったっけ」

「子供の頃のことは忘れたって言ったでしょ!」

「誰も子供の頃とは言ってないけど?」

「いちいちムカつくわね、あんた。何も変わってない」

「変わらないよ」

「なんでよ?」

「いつまでも変わらずに、お前の側に居たいから」

「生意気ゆーな! 幼馴染ってだけじゃん」

「だよなぁ、幼馴染って関係なんだよな」

 

 トボトボと歩いていた、よーすけが、不意に何かを思いついたかのように立ち止まり顔を向ける。

 

「なぁ、やっぱ、関係変えていいか?」

 

 私の世話をするのが面倒になり、幼馴染を解消したいということだろうか?

 それは、困る。宿題を写させて貰ったり、夜のコンビニにパシらせたり、暇な時の話し相手にしたり、そういうのが出来なくなるのは困る。

 

「......私は今のままがいいかな。少しよーすけに甘え過ぎてた自覚はあるよ。ちょびっとは直すからさ」

「甘えられるのは構わないよ。幼馴染じゃなくてさ、恋人になりたい」

「あんた、失恋したての相手に何言ってんの?」

「何って告白? だって、好きな女が泣いているの嫌じゃん。俺だったら、泣かせないよ」

「そんなこと急に言われても困る。私はあんたのこと弟みたいなもんだと思ってたし......」

「知ってる、すぐにとは言わなけど、考えてみて欲しい」

 

 よーすけは再び前を向くと、ゆっくりと歩き出した。

 幼馴染と恋人だなんて、ベタで嫌だなとは思うけれど、今はよーすけの背中で揺られているのが心地良かった。

魔法使いにでも出来ないこと

私は魔法使いなのです。

ほら、魔法使いだから、お花が出せるんだよ!

えっ? 隠し持ってただけじゃないかって?

ちっ、違うよ。魔法で出したんだよ。

じゃあ、ぴすとるを出せって? それは危ないから嫌だよ。

うーん、わかった。花火なら見せられるよ。

危ないから、窓の外だけど、少し待ってね。

ほら、綺麗な大輪が咲いているでしょ?

これで、私が魔法使いだって信じてくれたかな?

えっ、今日はお祭りがある日だよねって?

いやー、知らなかったよ。

そんな偶然もあるもんなだね?

それは、ともかく!

私は魔法使いなのです!

わかったわかったって、言ってるけど、その顔は信じてないよね。

うーん、どうしたら、信じてくれるかな。

そうだ、恋の魔法なら、かけられるよ!

君は私を好きになる! どう? かかった?

わかった、信じるからそれで何なのって?

えっへん! やっと、信じてくれましたね。

これは、君が信じてくれて初めて発動する魔法なのです。

何の魔法かって? 確率を操る魔法だよ。

君の笑顔を、明日も、明後日も、それからずっと見る為の魔法だよ。

大丈夫、私を信じて。奇跡を起こすのは魔法使いの役目だから。

それじゃ、もう一つ、お守りをあげる。

 

そんなに赤くならなくても、いいのに。

えっ、急に何をするんだって? お守りあげるって言いったよ?

このお守りはね。10年後、返して貰うお守りだからね!

それは、そういう意味と受け取っていいのか? って?

ふふっ、絶対返しに来てね。

それじゃ、また、明日。

君と笑顔で会えるのを楽しみにしているよ。

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